はじめての将棋まつりの巻

●前日
まつりだ、まつりだ。ヽ(゚∀゚)乂(゚∀゚)乂(゚∀゚)ノワッショ〜イッ!!
上大岡に行くのだ。将棋まつりを見るのだ。(*´∀`*)ワクワク
カレンダーに情報をアップした時から、絶対に行くのだと決めていた。「プロ棋士に合おう!」と意気込んでいる当の本人が、祭りを逃すなど言語道断だもんね。

恥ずかしながら将棋まつりを見るのは今回が初めて。
なので、前日からちょっと・・・だいぶ・・・非常に興奮気味。遠足前の小学生でも、もう少し落ち着いているんじゃないかというくらい、異様に舞い上がっている。

ああ、遠足で思い出した。
明日持っていくものを準備しとかにゃ。


え〜と、ハンディタオルとティッシュ。カメラと予備のバッテリー。棋譜記録用紙とメモ帳とペン。それから・・・う〜と、何事か起きるとも限らないのでバンドエイドと、あと虫に刺された時のためのカユミ止め。そうそう、非常食のバナナも・・・と、あれ? どこに行く気なんだ? ま、いっか。
やっべえ、準備したらますます興奮してきた。今晩寝れるのかオイ?

●会場までの道程は遠かった
途中で目が覚めたりして、よう寝られんかった。
しかし寝起きからすでにテンションは高い。アホだな。
ともかく顔洗って飯食って着替えて荷物再確認して、いざ出陣じゃ。

横浜で京急に乗り換える。電車の中刷り広告に「将棋まつり」を発見。
ハイテンションな将棋猫は、「すでに祭りの序曲が奏でられている」とか意味不明の言葉を発しながら広告を撮影。ブレブレじゃん!

上大岡到着。将棋猫、上大岡に立つ!
さあ、祭り会場に突撃じゃあー!
・・・・・キョロ (。。ヘ))...(・・?)...ヘ(;・・)ゝ キョロ
・・・・迷子。
デパートってわかりづらいよ。どこからどこまでが京急?wingって京急と違うの?

●駒師のオジサン
かなり迷ったがなんとか会場に到着できた。
なんかザワザワしとる。将棋を指してる人がいっぱいいる。みんなパチパチいわしてる。その音を聞いただけで萎縮した。チビっこいやつらも、オニーサンも、オジサンも、白髪のオジーサンたちも、みーんな強そうだ。彼らは将棋のプロなんだ。アマチュアだけど、プロなんだ。そんな人たちが集う場所に自分がいることに違和感を感じ、少し心細くなった。

しかし駒を発見し、ハイテンション復活。
ぎゃひー、かっけー。本物でけえ。

勝手に興奮する将棋猫に、駒師のオジサンが話しかけてきた。
「その駒をルーペでのぞいてごらん」
言われるままに覗き込む。あれ?文字が山型に盛り上がって見えるゾ。
「不思議でしょ。掘ってるのに盛り上がって見えるんだよね。目の錯覚なんだけどね」
へー。記念に撮影するも、ボッケボケでなんだかわからん。

見れば駒師さんは人の良さげなオジサンだったので、これ幸いと駒作りについて質問してみた。「どうやって掘るの?」「どんな道具使うの?」「掘ったあとどうするの?」「盛上駒って?」「駒師は字がうまいの?」などなど、およそ頭の弱い子どもみたいな質問をばんばんぶつけてみた。オジサンはイヤは顔もせず、ニコニコしながら教えてくれた。いいヒトだ。でもホントは迷惑だったかもしれないけど。
しかし、あのオジサンの顔、どっかで見たことあるんだよなあ。
名刺に「大なんとか」って書いてあったっけ。
(帰宅後、ネットで調べたら、大澤富月さんという有名人気駒師であった。どひゃー、失礼の段、平にご容赦を。<(_ _)> 大澤さんのサイト→http://www.fugetu.net/

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