ペーパークラフトで将棋セット作成記

その七 ▲7七角の巻

▲7七角! ビシッッッッ!
ちゃんと続きました。
自分でも驚いてます。

試作品ですが、駒台を組み立ててみましたヨ。
じゃっかん歪みがあったり、接着があまかったり、接着があまかったり、接着があまかったりします。
パッと見ですら、仕事が雑なことがバレてしまうレベルです。
まあそこはひとつ試作品ということで。目をつぶってください。ぎゅーっっっとね。

この試作品を組み立てるまでに、いろいろと紆余曲折があったんです。
まずは紙の選択ですね。紙が薄すぎると組み立てた時にへにゃっとなるし、厚すぎると折り曲げたり接着したりする時に厚みが邪魔になってうまくいかない。
紙のタイプでも迷いました。マットタイプの紙にするか、光沢紙にするか。いちおう2種類用意したのですが、いざプリントする段になって問題発生。光沢紙だとプリンタが紙づまりを起こしてプリントできないんです。10回に1回くらいはプリント成功するのですが、紙に傷がついたりして使えないし。(ノ_・、)シクシク…
「このバカプリンタめ!」と八つ当たりすると、ますます機械の調子が悪くなるし・・・。

そのように苦労した甲斐あって(?)、仕上がりの印象はまあまあ良い感じではないかと。
しかもコレちびなんです。高さが文庫本くらいなんです。可愛いんです。
しげしげと眺めているうちに、だんだん自信出てきました。
いやあ、かなりイイんじゃね?

さて、次回は何ですかね。とりあえずタイトルは“その八 ▲6八角の巻”です。




その八 ▲6八角の巻

今回は道具のお話です。
ペパクラ制作に必要な道具は、カッターと定規。そして糊です。
「道具なんてなんでもいいだろ?」というのは大間違い! 道具の善し悪しは、作品の出来を左右するのです!(そんな大げさなことか?)

とくにカッターは大事ですね。
将棋猫が使用しているカッターは、いわゆるデザインカッターというやつです。
形状はペンタイプになってまして、用途によってパーツを付け替えて使います。
会社や家庭で見かける一般的なやつとの違いは何か?
切れ味が段違いです!(※将棋猫調べ)

カッター以外のパーツで丸いのと三角のやつがありますが、アレは貼付けたものをコシコシ押し付けるためのモノです。でもペパクラ制作には使用しないので、気にしなくていいです。

針のようなやつ。アレは意外と重宝します。
切り出した型紙を折り曲げる時、折れ線部分をいきなり手でグイグイ曲げたりすると、きちんと折れ線で折ることができなかったりします。これが歪みの原因になるです。
これを防ぐために、まず折れ線部分に定規をピタリとあてて、あの針のようなやつでラインの上を軽くなぞってやります。すると簡単に折れるようになるわけです。
この作業はカッターでもできます。ただし、ホントにかるくなぞるようにしないと紙が切れちゃいますから、慣れないと難しいかも。

なんか偉そうに道具の講釈をしてきましたが、珍しいカッターを持っていたので、ちょっとした道具自慢がしたかっただけです。(。-д-。)ゞヘヘ…

次は・・・“その九 ▲8八銀の巻”だっけ?(って、誰にきいてんの?)