ペーパークラフトで将棋セット作成記

その十 ▲7七銀の巻

ペパクラ作成記、ずいぶんサボってました。
仕方ないっすよね。夏は祭りとか、祭りとか、祭りとかあるし。
楽しい夏も過ぎましたので、ペパクラ作成再開です。

え〜、ついに駒台決定版が完成しました。

( ̄∇ ̄)ノ゙ 変わんねえじゃん!

いえいえ、変わっているのです。
では、零号機から3号機までの変遷をご覧下さい。
【零号機】
足の部分が寸胴です。またプロトタイプのため、駒台用の木目を使用せず、とりあえず雰囲気をみるために将棋盤と同じものを使用しています。プリント用紙はマットタイプです。
折り線を表面につけているので、黒い線が見えています。いかにもプロトタイプらしい荒削りな仕上がりですね。
【初号機】
初号機は「その七」で紹介したものです。
足部分にくびれができました。また木目が駒台専用のものを使用しています。しかし、折り線はいまだ表面についています。目立たないように線の色を黒から白へと変更しましたが、逆に目立っている気もします。用紙はあいかわらずマット紙です。
紙と接着剤の相性が悪いらしく、接合部がどんどん剥がれて来て、今ではこんな無惨な姿に。かわいそうな初号機。
【弐号機】
初号機とデザイン的には同じです。異なっているのは、紙を光沢紙にしたこと。そしてプリンタを変えたことです。かなり赤みの強い駒台となりました。
【3号機】
弐号機からの変化は、またもやプリンタを変えたという点です。
実はですね、たかがペパクラ作成のために将棋猫は新たにプリンタを購入してしまったんですよ。まあ、オークションで超安値で入手したもんですけどね。ついつい入れ込みすぎちって。まったく悪い癖です。
弐号機から3号機で、見た目に大きく変わったと思われるのは色合いですね。かなり落ち着いたどっしりした色合いの駒台になりました。

幾多の変遷を経て、そこそこクオリティの高い駒台が完成したと自画自賛しているのですが、さていかがでしょう?

次回“その十一 ▲6九玉の巻”。
でも次回っていつだろう?
・・・・・・・・。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃ・・・。





その十一 ▲6九玉の巻

思えば、このチマチマした作業をやり始めたのはいつ頃だっただろう。
5月? いや6月? あれ?7月だっけ?
・・・・・・(。-`ω-) んー、忘れてしもうた。
ま、いいや。
とりあえず21×2=42個。全駒完成いたしました!
刮目してご覧下さいませ!
この小ささ! なんと、めんこいことでありましょう!
王様には、「源兵衛清安」という書体と「将棋猫」の銘がちゃんと入ってるんですぜ。
我ながら芸が細かい!よっエラいぞ、将棋猫!(自画自賛)

案外いい出来映えでございましょ?
近寄って見れば、あちらこちらに粗が見えまくりではありますが、そこは眼を瞑って見ない振り。それが粋な大人のたしなみというものです。
まあ本音を申せば、まだまだ納得のいく出来映えとは言えないのですが、凝りだすとキリがないので、ひとまずここらで手を打つことにします。

さて、次回はいよいよ最後の大物・将棋盤に取りかかります。
ダラダラと作り続けてきたペパクラ将棋セットも大詰めを迎えたかと思うと、感慨深いものがありますなぁ。
それでは、次回“その十二 ▲5八金の巻”にてお会いしましょう。