CONTENTS

P.1
●森内名人にロックオン!
●道中、浮かれまくるバカ
●上大岡、再び
●テレビの中の人

P.2
●『新手一生』か?『剛毅』か?
●じんわり愉快な森内名人

P.3
●モテモテ天彦六段
●老若男女の列と、野郎どもの列
●三崎のまぐろ+シラス

P.4
●バカの考え、休むに似たり

P.5
●森内名人 × 佐藤天彦六段

P.6
●天彦どのの手裏剣でござるニンニン

P.7
●「貴重!」かもしれないオマケ棋譜
●「次の一手」「詰将棋」の答え合わせ

●森内名人にロックオン!
「プロ棋士に会おう!」と銘打って、カレンダー情報まで載っけてるくせに、暇がなかったり金がなかったりで、JT杯決勝以降、将棋イベントにとんとご無沙汰の将棋猫です。

だが、しかし。
暇がなかろうと、金がなかろうと、夏には行かねばならぬ場所がある!
その場所とは…、
もちろん「祭り」である!ヽ(゚∀゚)ノ ワッショイ

と、威勢良く宣言してはみたものの、いろいろやりくりしても今年は1日しか行けそうにない。限られた1日をいつにするか、迷いに迷いぬき、この日に決めた。
8月13日、“森内名人@京急将棋祭り”である。
なぜというに、理由は単純。いまだこの目で直に森内俊之名人を拝んだことがないからだ。
というわけで、上大岡へGO!

●道中、浮かれまくるバカ
横浜〜、横浜〜。
(*´∀`*)ソワソワ、ウキウキ
京急のホームで、今か今かと電車の到着を待つ。
(*´∀`*)ソワソワ、ウキウキ
待つ間もじっとしていられない。

電車キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

フンフンと鼻息も荒く電車に乗り込む。
目的地が近づくにつれ、興奮はたかまり、車窓からシャッターをきって意味不明の写真を撮ってみたりする。
(・∀・) バカだな〜。

●上大岡、再び
また来たぜ、上大岡! 1年ぶりよのぅ。
去年は初めての京急デパートで迷子になり、会場に行き着くまでかなりの時間を要すという失態を演じてしまった。
が、今年の自分はもう初心者ではない。
勝手知ったるなんとやら。エスカレータをずんずん乗り継ぎ、催事場のある7階にすんなり到着だ。
<(`^´)>どんなもんだい!

●テレビの中の人
到着は正午近かったので、場内はすでに熱気むんむん状態。
ざわ…ざわ…というざわめきと、ぱちん…ぱちん…という駒音がそこここから響いている。
ステージ前は黒山のひとだかり。
なにやってるのかな〜?
おや? あの後ろ姿、ちょいと巣鴨テイストの渋めなファッションに身を包んだ女性は…
矢内理絵子女流四段では!?
正面にまわって確認してみる。
うんうん、間違いない。矢内女流四段だ。
顔ちっさい!
細っそい!
愛らしい!

あら? あらあら? 向こうで大盤解説している細身のスーツに身を包んだ男性は…

佐藤天彦六段では?
あの独特のヘアスタイル。うん、間違いない。佐藤天彦六段だ。
思ったより頭ちっさい!
細っそい!
愛らしい!

スゴイぞ、将棋祭り。
テレビの中でしか見ることのできない有名棋士が、いきなりお目見え!
しかも2人も!
さすがだ、将棋祭り。

ちなみにステージで行われていたのは、矢内女流四段×小学生名人の対局でした。
結果は小学生名人の勝ち。
小学生といえども、さすがに名人。強いです。
というか、こんだけたくさんのギャラリーが見つめるなか、平然と将棋を指せるところがそもそもスゴい。
『ヒカルの碁』でこんなシーンがあったのを思い出した。
塔矢アキラとの対局で、アキラが「平気でギャラリーしょってる」ことに、主人公のヒカルがビビるのだ。
本日のゲスト・森内名人をはじめ、名だたるトップ棋士たちはみんな、小さい頃からこんなふうにギャラリーをしょって将棋を指していたのだろう。


上に戻る
次のページに進む